会津さざえ堂
会津さざえ堂は、1796年(寛政8年)福島県会津若松市の飯盛山に建立された、高さ16.5メートル、六角三層のお堂です。正式名称は「円通三匝堂」といい、その特異な構造や外観がサザエに似ていることから「さざえ堂」とも呼ばれています。上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造により、訪れる参拝者がすれ違うこと無くお参りができるという世界でも珍しい木造の二重螺旋構造を採用したことで、建築史上その特異な存在が認められ、平成7年(1995年)には国重要文化財に指定、平成28年(2016年)に日本遺産に認定されています。