美人林
美人林は、松之山松口の丘陵に生い茂る樹齢約100年のブナ林のことです。このブナ林ですが、大正末期には木炭にするために全て伐採されて裸山になりました。ところが翌年には一斉にブナの若芽が生えだしました。長い年月の後、約300本のブナの立ち姿があまりにも美しいので「美人林」と呼ばれるようになりました。年間約10万人もの人が訪れる人気スポットですが、それにより地面が踏み固められてしまいブナの成長に影響が出ています。そのため、集めた落葉を人がよく通る場所に敷いて地面や根が固くならないようにするなど、保護活動も行われています。